エルメスのケリーの歴史とその魅力! 素材とサイズ展開は?

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エルメス」の「ケリー」は世界中の女性が憧れる、上質で品格を兼ね揃えたバッグです。

エルメス」の代名詞である「ケリー」は、「バーキン」と同様、店頭に並ぶことがほとんどなく入手が困難なバッグとして知られています。その絶大な人気の理由としては、「ケリー」の持つ品格と外観の美しさと実用性の高さ、質の良さがあげられます。

今回は「エルメス」を代表する「ケリー」について徹底解説したいと思います。


ケリーバッグの歴史

Sorbis / Shutterstock.com

ケリー」の誕生は1930年のことです。

バーキン」よりも50年も前に誕生していますが、発売より80年以上経過した現在でも不動の人気を誇ります。まずは、「ケリー」の歴史についてご紹介します。


ケリーの原型「オータクロア」の誕生

1837年創業の「エルメス」は、当初は馬車の普及に伴って高級馬具を製作するブランドでした。その品質の良さから、王族や貴族に愛されていて、一級品の高級馬具を製作するブランドとして事業を拡大していきました。

しかし、人々の移動手段が馬車から自動車に移り変わった時代背景に伴い、高級馬具の製作からハンドバッグや革小物の製作に踏み出しました。まずは馬具である鞍を入れるためのバッグが誕生します。それが「ケリー」や「バーキン」の原型となった「オータクロア」です。

1892年に誕生した「オータクロア」は、ファッションブランドとして転身した第一歩といえる名品で、「エルメス」が手掛けた初めての婦人用バッグです。

バーキン」や「ケリー」人気に隠れてしまいますが、「オータクロア」は実は現在でも製造されていて、誕生から130年経過している現在でも隠れた人気を誇っています。

オータクロア」は移動手段が馬車から自動車に移行した時代背景に見合った顧客のニーズに見事にマッチし、旅行鞄として支持されたからこそ「エルメス」はファッション業界で成功しました。由緒正しい伝説のバッグ「オータクロア」は「エルメス」を代表する「バーキン」と「ケリー」の原型として知られていて、現在でもその変わらない魅力で隠れた人気を博しています。


初代名称「サック・ア・クロア」

1935年に当時の「エルメス」の社長であるロベール・デュマにより、後に「ケリー」となるバッグ「サック・ア・クロア」が製作されました。

サック・ア・クロア」はサドルバッグであった「オータクロア」を改良して婦人用バッグとして登場しました。

台形のカチッとしたフォルムが特徴的で、バッグに被さる立体的なフラップ、装飾を一切省いたシンプルで機能的なワンハンドルの品のあるバッグでした。


グレースケリー

Roberto Lusso / Shutterstock.com

サック・ア・クロア」が「ケリー」と改名されたのは1956年のことです。

ハリウッドの人気女優からモナコの王妃となったグレース・ケリーが妊娠中に大きくなったお腹をパパラッチされたのを咄嗟に手に持っていたバッグで隠した写真が、雑誌「LIFE」の表紙を飾りました。

お腹を隠したバッグこそが「サック・ア・クロア」でした。

グレース・ケリーの人気と話題性により、エルメスの「サック・ア・クロア」は瞬く間に世界中に認知されました。この出来事を受け、「エルメス」の4代目社長ロベール・デュマはモナコ王室の正式な許可を得て「サック・ア・クロア」を「ケリー」と改名しました。


「ケリー」の特徴

エレガントな外観が魅力の「ケリー」の特徴をご紹介します。


特徴的なパーツとエレガントな外観

ケリー」はワンハンドルのエレガントなバッグで、台形型のカチッとしたフォルムが特徴的です。

バッグ本体の底面には4つの鋲が付いている為、見た目の美しさだけでなく強度と機能面においても優れています。

洗練されたエレガントな外観を際立てているのは、ケリーの特徴的な3つのパーツです。

まずは、バッグとフラップを留める役割を果たす開閉金具が着いたベルト「クロア」。そしてその開閉金具につける南京錠は「カデナ」と呼ばれています。南京錠の「カデナ」を開閉するための鍵を収納するケースを「クロシェ」と呼び、ストラップの仕様となっています。

3つの特徴的なパーツによって「ケリー」のエレガントな外観がさらに際立っています。


ショルダーストラップ

ケリー」には発売当初はショルダーストラップは付いていませんでしたが、1985年以降から付属して販売されるようになりました。

ケリー」には、外ポケットが存在しない変わりに「バーキン」と違ってショルダーストラップが付属されています。

ショルダーストラップは25㎝以上のサイズの「ケリー」に付属されていて、ハンドルの付け根の金具に装着することが出来ます。

かっちりとしたデザインで見た目の美しさにこだわってデザインされている「ケリー」は、外ポケットがなく、マチの調整もすることが出来ず、「バーキン」と比べると使い勝手が悪く感じる場面もありますが、そのかわりショルダーストラップが付属するので、荷物が多くてもストレスなく持ち運びすることが出来て、両手が空くので出し入れもスムーズに出来ます。


内縫いと外縫い

ケリー」には内縫いと外縫いの2種類が存在します。

内縫いと外縫いとはバッグの縫製の仕方のことで、ケリーの原型となる「サック・ア・クロア」は発売当初は外縫いだけの展開でしたが、後に内縫いも誕生しました。

内縫いとは、バッグの側面と底と正面を縫い合わせて裏返しにすることで、縫い目を内側に隠します。革本来の質感を存分に楽しむことが出来、外観は丸みを帯びた柔らかくて女性らしいフォルムになります。

フォーマルなイメージの強い「ケリー」ですが、内縫いだと丸みを帯びた柔らかさが加わる為、カジュアルな場面でも活躍します。

一方で外縫いの「ケリー」は、内縫いとは逆にバッグの側面と底と正面を寸分の狂いもなく美しく縫い合わせたステッチを見せるように縫製されています。

美しいステッチを確認することが出来、尚且つかっちりとしたフォルムが特徴的です。

内縫いの「ケリー」と比較すると、よりシャープでクールな印象で、よりフォーマルな場面に活躍します。


バリエーションが豊富

ケリー」は「バーキン」と違って、バリエーションが豊富な点も特徴の一つです。

リュックサックタイプの縦長の「ケリーアド」や、人形のようにデザインされたキュートな「ケリードール」、非売品の限定アイテムであるPVC製の「ビニールケリー」など、バッグだけでもユニークなアイテムが限定で発売されています。いずれも希少性が高く、プレミアム価格が付いています。

また、バッグだけでなく時計や財布、シューズ、アクセサリーに至るまで「ケリー」はシリーズ展開しています。

バッグだけでなく、小物も「ケリー」シリーズで統一してお揃いで合わせてコーディネイトすることが可能です。


サイズ展開

ケリー」は「バーキン」同様、サイズ展開が豊富です。


20センチ

横幅20㎝×高さ14㎝×幅9㎝

通称「ミニケリー」。

ケリー」の中でも超レアなコンパクトサイズです。その小ぶりで可愛らしいサイズ感が人気で、コーディネイトのアクセントとして映えます。

長財布が入らない為、貴重品をコンパクトにまとめて持ち歩く必要がありますが、その希少性の高さと可愛らしさで絶大な人気を誇ります。


25センチ

横幅25㎝×高さ17㎝×幅10.5㎝

ケリー」の定番サイズの中では、最も小さいサイズです。コンパクトですが、横幅が25㎝あるので長財布を収納することが可能です。

貴重品や必需品が収納できる為、実用的な上にフォーマルな場面やパーティーシーンにも活躍する人気のサイズです。

このサイズは、店頭に並ぶことがほとんどなく、「エルメス」の優良顧客でなければ案内されることがない為、手に入れることが困難です。中古市場でもバーキン同様、高値で取引されています。


28センチ

横幅28㎝×高さ22㎝×幅11.5㎝

大きすぎず、小さすぎないちょうど良いサイズ感で人気の高い28㎝。

貴重品と必需品を難なく収納できて、実用性が高い上に小ぶりで上品なので和装にも良く合います。

28㎝はデイリーバッグとして最適なサイズで高い人気を誇り、25㎝と同様で店頭に並ぶことがほとんどなく入手が困難です。


32センチ

横幅32㎝×高さ23㎝×幅12㎝

貴重品やコスメポーチなどの必需品を収納できて、さらに飲み物も入れて持ち歩くことが可能なサイズ。

最も定番中の定番のサイズで、人気が高く、ファーストケリーとして選ばれるサイズです。

比較的大きめですが、ケリーの美しいカチッとした女性らしいフォルムが際立ち、エレガントに持つことが出来ます。


35センチ

横幅25㎝×高さ17㎝×幅13㎝

35㎝の「ケリー」には、A4の書類を収納することが可能です。

ビジネスシーンに活躍するサイズで、パンツスーツなどのマニッシュなスタイルと相性が良いです。


40センチ

横幅25㎝×高さ17㎝×幅16㎝

海外セレブが良く愛用していることで知られる「ケリー」の40㎝は、1泊2日の旅行に行けてしまう程の収納力を誇ります。

女性だけでなく男性からも人気が高いサイズです。


50センチ

横幅25㎝×高さ17㎝×幅  ㎝

50㎝は「ケリー」の中でも最も大きいサイズで生産数が非常に少ない為、市場に出回っていないレアなアイテムです。

日常使いに持つには不便ですが、旅行バッグとして支持されていたり、男性が日常使いするバッグとして人気が高いです。


素材

ケリー」はサイズ展開が豊富な上に、素材も様々です。中でも定番人気の素材をピックアップしてご紹介します。


トゴ

トゴは1997年に登場した「エルメス」の定番素材の一つで、最もポピュラーな雄の仔牛の革。内縫いのケリーに使用されることが多い素材です。

ケリー」だけでなく「バーキン」やその他の定番バッグ、財布などの小物類にも使用されています。

トゴの表面は、指で触ると凹凸がわかるぐらいの細かくて深いシワ模様(シボ)があるのが特徴で、革の硬さは他の素材と比べるとやや柔らかいです。


トリヨンクレマンス

トリヨンクレマンスもトゴと同様、「エルメス」の定番素材の一つでバッグや革小物類など幅広く使用されています。雄の牛革で、トゴと比較するとシワ模様(シボ)が大きく、革の硬さが柔らかい点が挙げられます。

柔らかい革でも、「ケリー」なら「バーキン」と違って型崩れしにくい為、トリヨンクレマンスはファーストケリーに選ばれる一番人気の素材です。


ボックスカーフ

表面がガラス加工されており、光沢がある仔牛の革。

ボックスカーフは、艶があって硬めの手触りでフォーマルな印象に仕上がる為、「ケリー」のエレガントな雰囲気を最大限に引き出してくれます。

かっちりとしたボックスカーフの「ケリー」は和装にも良く合います。


ヴォー・エプソン

2003年に登場したヴォー・エプソンは雄の牛革に細かい型押し加工を施した素材です。

張りがあって硬い質感で、型崩れしにくくて耐久性に優れている為、非常に扱いやすく人気のある素材です。

ヴォー・エプソンは発色が非常に良く、色の彩度が明るく仕上がります。


まとめ

ケリー」は「バーキン」に続いて絶大な人気を誇る「エルメス」を代表するバッグです。その品のあるエレガントな佇まいは、いつの時代も女性の心を掴んで離さず、発売してから80年以上経過した現在でも人気は全く衰えていません。

ケリー」は限られた職人の手で製作される為、生産される数もごく僅かです。直営店の店頭に並ぶことは殆どなく、「エルメス」の優良顧客でないと購入するチャンスはなかなか巡ってこないという事実が人気に拍車をかけています。

もし、あなたが気に入る「ケリー」に出会うことが出来たら、ぜひ購入を検討してみては如何でしょうか。普遍的な価値があり、装いを最高にエレガントに仕上げてくれる「ケリー」は、持つだけでワンランク上の自分になれますよ。

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